言葉足らずは損をする
こんにちはWEBデザイナーの吉田です。
今日は言葉足らずは損をするなぁと思った話をしていきます。
今から話すのは帰省してて義理の両親と食事に行った時にあった話です。
(前提として私の義理の父が少し気が短いところがあります。)
その時ちょうど12時くらいで土日だし、
どこ行っても混んでいるかなぁ〜と思ったのですが、
案の定最初に行った店が少し混んでいました。
そして店員さんが近寄ってくるなりこう言ったんです。
今混み合ってまして30分以上お待ちいただきますが・・・
はい。
・・・
・・・食うなってこと?
とここで慌てて店員さん、
い、いや、そういうことではなく・・・!!
・・・他にいきます
すっすみません、またお待ちしています〜
さて、この会話どうでしょう。
お店が混んでいるのはしょうがありません。
店員さんも事実しか伝えていません。
ではなぜ父が気を悪くしたのかおわかりでしょうか?
気が短いからも正解に含まれますが、
1番の原因は『・・・』です。
『今混み合ってまして30分以上お待ちいただきますが・・・』
『・・・』の部分がないんです。
『今混み合ってまして30分以上お待ちいただきますが、よろしいでしょうか?』
この
『よろしいでしょうか?』がないだけ、
大体の人が待つということは理解できますが、短気な人なので
『で?食うなってこと?』となってしまったんですね(汗)
(うるさい親父と思わないでw)
相手に委ねるこの感じは日本人に多い事なかれ主義というものですが、
( 波風を立てずに対処する考え、 穏便に物事を済ませようと考え、)
状況、会話によっては『で?』と相手をイライラさせることになります。
仕事にもいえるのですが
『今、案件が重なっていて難しいのですが・・・』
『すぐには対応できかねますが・・・』
だと相手に『・・・』の部分を委ねていて
これだと自分的にはやる意思があっても
『(無理ってことかな?)じゃあ結構です、ありがとうございました。』
となってしまいます。
この時点でチャンスは無くなってしまいます。
そうではなく
『今、案件が重なっていて難しいのですが、○日後には落ち着くのでそこからの着手でしたら可能です、いかがでしょうか?』
『すぐには対応できかねますが、○日いただければ制作可能です、スケジュール的にいかがでしょうか?』
このように伝えれば、
すぐは無理だけど
↓
対応自体は可能
↓
どうしますか?
と伝えられ、やるはあることを伝えつつ、
相手に「どうしようかな?」と考えてもらえます。
それは自分の意見を伝える時有効で、
例えばデザイナーに何か依頼して、ちょっと思ったのと違うなあと思った時、
『ちょっとだけイメージしていたのと違っていて・・・・』
ではなく
『ちょっとだけイメージしていたのと違っていて、
背景の赤をビビットな感じではなく、もう少し暗めな赤に変更していただけませんか?』
など具体的な要望を伝える事で、
『またなんか違う!!』となることが少なくなります。
と前者だと何がイメージ違っているのかわからないし、
色が原因なのに、違う部分を修正してまた再度修正!なんてことになりかねません。
言葉足らずは「・・・」だけではありません。
要件だけを端的に伝えるだけの時も損をする場合があります。
例えば
お客様「急ぎでイメージを添付するのでバナーを作成お願いします!」
↓
私から質問「確認したいことがございます・サイズ・用途・素材の提供はあるかどうか」
↓
お客様から返信来ず作成できない
↓
夜遅く返事が来て結局間に合わず
・・・急いでいる時ほど具体的に伝えることが重要なのがわかりますね_:(´ཀ`」 ∠):
慣れている関係ほどこの事態が発生しやすかったりしますw
(相手がこれで多分伝わる!と思ってしまう
なるべく正しく意見・要件を伝えていきましょう(๑>◡<๑)
私も勘違いされないように気をつけます!